近所で長年繰り返されていた迷惑行為。人の家の敷地に無断で入り、花壇を踏んだり、車にボールを当てても気にしない。そんな行動を繰り返していた人が、ある日、自分の車を傷つけられた途端……?
画像: いざ車を傷つけられると「ボール当てたのあんたやろ!」被害者面するご近所さん。まさかの警察沙汰に!

よその敷地に入っても気にしないご近所さん

我が家の近所にはご夫婦が住んでいて、そこに頻繁にやってくるのが旦那さんのお母さんであるT子さんでした。

しかし、T子さんの行動には首をかしげたくなるような面もありました。

孫と外でボール遊びをするのはいいのですが、ボールが他人の敷地に入ると、断りもなく勝手に敷地内へ入って取りに行くのです。

我が家の花壇も容赦なく踏み荒らされ、孫が花を引きちぎっていても止める気配すらなし。私はずっとモヤモヤした気持ちでその光景を眺めていました。

車にボールが当たっても、そのまま

さらに気になっていたのが、近所の家の車にボールが当たった時のことでした。

普通なら焦って謝罪するところですが、T子さんは何事もなかったかのように放置。そのまま孫との遊びを続けていたのです。

我が家はガレージに車を入れていたので被害を免れていましたが、カーポートに車を停めている近所の人たちは「車に傷があるけど、何でついたんやろ」と、首をかしげていました。

今度は自分の車にボールが当たった

事件が起きたのは、ある日のこと。
近所のカップルが、自宅の前でバスケットボールを楽しんでいました。すると、手元が狂ったのか、ボールがT子さんの車に当たったのです。

「ドカン!」という大きな音が響き渡り、車にははっきりと傷とへこみができてしまいました。
ボールを当てたことに気付いたカップルは、慌てて家の中へ退避。

直後、音を聞きつけて家から飛び出してきたT子さんは、傷ついた愛車を見るやいなや顔を真っ赤にして激怒!

すぐにカップルの家へ向かい、
「バスケットボールしてたやろ! あんたらが当てたんやろ!」
と問い詰めました。

するとカップル側から、
「証拠はあるんですか?」
と反論されます。

そこでT子さんが、
「あんたらしかおらんやろ!」
と言い返すと、今度はカップル側から思わぬ言葉が返ってきました。

「自分もやってたやろ」思わぬ反論が警察沙汰に

「そういうあなたも、今までいろんな家の車にボールを当ててたやろ!」
「現行犯で捕まえられへんかっただけで、いつもやってること、うちの窓から全部見えてたんやで」

自分のやってきた悪行をズバリ指摘され、T子さんはさらに逆上。言い合いは激しさを増し、見かねた近所の人が通報して警察まで駆けつける大騒ぎになりました。

結局、どちらも決定的な証拠がなかったため、警察からは「今後はお互いに気をつけるように」とお説教されて、その場は収まることに。

他人の敷地や車を散々傷つけておいて、いざ自分が同じ目に遭った途端にブチギレるT子さん……。

窓越しにその一部始終を見届けながら、私は心の中で
「人にされたら嫌なことって、自分がされて初めて分かることもあるんやな」
と感じました。

筆者の見解

T子さんの行動もよくないですが、バスケットボールを車に当てたにも関わらず、謝る前に家に退避してしまったカップルにも問題があります。
このように、自分にとっては何気ない行動でも、相手にとっては迷惑になっていることがあります。
人に注意する前に、自分自身も周囲に迷惑をかけていないか振り返ること、そしてもしも迷惑をかけてしまったら、素直に謝ることを大切にしたいですね。

【体験者:30代・女性医療従事者、回答時期:2026年8月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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