兄弟だからと、つい遠慮のない言葉をぶつけてしまうことはありませんか?
今回は、友人の前でも自分を下げるような発言を繰り返す弟とのやり取りをきっかけに、家族との距離について考えた知人女性Kさんの体験をご紹介します。
画像: ftnews.jp
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昔は仲の良い姉弟だった

Kさんと弟は、子どもの頃から普通の姉弟として過ごしてきました。

大人になってからも家族として付き合っていましたが、弟から冗談めかしてKさんを否定するような発言をされることが、少しずつ増えていったそうです。

「なんでそんなことも分からんねん」

「普通こうやろ」

そんな言葉も、姉弟だからこその冗談だと思い、Kさんはあまり気にしないようにしていました。

友人の前でも続いたダメ出し

ある日、Kさんは友人を交えた食事会をすることになりました。

その友人は以前から弟と話してみたいと言っていたため、Kさんは弟にも声をかけ、3人で食事をすることになったそうです。

何気ない会話を楽しんでいたところ、弟がKさんに向かって、

「なんでそんなことも分からんねん、アホやな」

「普通こうやろ、バカちゃうか」

と、いつものように冗談めかして言い始めました。

Kさんはその場では笑って流していました。

しかし、一度だけではありません。

会話のたびにKさんを否定するような言葉が続き、次第に友人も気を遣っている様子を見せるようになりました。

Kさん自身も、

「さすがに友達の前でまで言わんでもいいのに」

と感じ始めたそうです。

「嫌だ」と伝えても変わらなかった

食事会が終わった後、Kさんは弟に自分の気持ちを伝えました。

「人前でそういう言い方されるの、嫌やねん」

これまでなら我慢していたKさんでしたが、友人の前で何度も言われたことで、きちんと伝えようと思ったのです。

ところが弟は、Kさんが思っていたほど深刻には受け止めてくれませんでした。

その後も、以前と変わらない態度が続いたそうです。

Kさんが傷ついたのは、弟から言われた言葉だけではありませんでした。

「嫌だ」と伝えた自分の気持ちを、理解してもらえなかったこと。

それが一番つらかったといいます。

家族だからこそ、距離を取ることにした

その出来事をきっかけに、Kさんは弟と必要以上に関わらないよう、少しずつ距離を取るようになりました。

以前は、

「家族なんだから仲良くしなければいけない」

と思っていたそうです。

しかし今では、家族であっても無理に近い関係を続ける必要はないと考えるようになりました。

体験者の声

Kさんは
「兄弟やから冗談で済むと思ってたんかもしれへん。でも、嫌やって伝えても変わらないなら、無理して一緒にいる必要はないんやなって思いました」
と話してくれました。

家族だからと、つい遠慮のない言葉を交わしてしまうことがあります。

でも、傷ついていると相手に伝えた後も何も変わらないのであれば、距離を取ることも自分を守るための選択なのかもしれません。

Kさんにとってこの出来事は、家族だからといって無理に近い関係を続ける必要はないと考えるきっかけになったそうです。

【体験者情報:30代・女性会社員、回答時期:2026年6月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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