生活が苦しいという姉に頼まれて大金を貸した知人のAさん。ところがある日、SNSで目にした姉の投稿に、衝撃を受けます──。
画像: ftnews.jp
ftnews.jp

姉を信じて貸した300万円

1年ほど前のことです。
近くに住む姉から「生活が苦しくて……。絶対に返すから300万ほどお金を貸してほしい」と、頼まれました。

私は迷いながらも、なけなしの貯金から300万円を貸すことに。
切羽詰まった様子に、とても放っておけなかったのです。

姉は目に涙をためながら「本当にありがとう! すぐ返すからね」と私に頭を下げました。

私はその言葉を心から信じていましたが、返済はいつしか少しずつ遅れるようになり、気づけば何カ月も振り込みがない状態が続いていました。

SNSに並んだ豪華な写真

返済が止まってしばらくした頃、何気なく見ていたSNSで姉の投稿が目に入りました。
そこに載せられた写真を見て、私は思わず絶句……。

なんと、旅行先の高級そうなホテルや、見るからに豪華な料理の写真が何枚も並んでいたのです。

「生活が苦しいって言っていたよね?」
画面を見つめながら、困惑と怒りが一気に込み上げました。

私が生活を切り詰めて貯めたお金で、一体何をしているの?
そう思うと、画面の中で楽しそうにしている姉の笑顔までが腹立たしく感じてしまいました。

「ちょっとした気晴らし」?

すぐに姉に事情を聞くと、返ってきたのは思いがけない言葉でした。

「節約ばかりしていたら、おかしくなっちゃうじゃない。ちょっとした気晴らしに使っただけだよ」

まるで悪いことをしたと思っていない様子に、私は言葉を失いました。

「遊んでる余裕があるなら、私に返してよ!」と伝えても、姉は聞く耳を持ちませんでした。
それどころか、「ちゃんと返すんだからいいじゃない。借りたお金をどう使おうと自由でしょ」と言ってのけたのです。

姉妹だからと感情だけで話していても、何も変わらない。
そう感じた私は、ついに弁護士に相談することを決めました。

身内でも約束は形に

私が弁護士に依頼して、姉の自宅に内容証明が届けられると、姉もさすがに不安になったのでしょう。

それまでとは態度が一変。
最終的には、残りの金額を毎月分割で返済することを書面にし、直接謝罪も受けました。

300万円が戻ってくるまでにはまだ時間がかかりそうですが、ようやく先が見える形になり、ホッとしています。

それ以来、姉とは最低限の必要な連絡だけを取っています。

体験者の声

豪遊している姿をSNSで見たときは本当に腹が立ちましたが、感情だけでぶつかっていたら、きっと何も解決しなかったでしょう。
身内だからこそ曖昧にせず、返済時期や方法をきちんと決めておくべきだったと思います。

【体験者:40代、女性、会社員、回答時期:2026年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.