
そこは私が確保した場所なのに……
家族で市民プールへ行ったA子。混雑していたため、空いているスペースに荷物を置きました。しばらくすると、あとから来た見知らぬママがレジャーシートや浮き輪、クーラーボックスなどを次々と広げ始めます。気づけば、A子たちのスペースのすぐ横まで荷物が迫っていました。そのママは大家族だったようで、荷物を持った子どもたちが次々とやってきます。
思わぬ子どもの一言で!?
A子は「少し狭いな」と思いましたが、見知らぬ相手ということもあり、トラブルを避けて何も言えませんでした。そんな中、明らかにスペースがないにもかかわらず、そのママがさらに大きな浮き輪をこちら側に置こうとします。A子が「ここ、うちの荷物が……」と言いかけた瞬間、3歳の次男が大きな声で言いました。「ママ、なんでこの人、うちの場所に置いてるの?」
周りも加勢……すると!?
A子は慌てて「しーっ!」と止めましたが、次男は不思議そうに「ここ、ママたちが使ってるところだよね?」と続けます。すると、近くにいたほかの利用者が「そうですね。最初から荷物がありましたよ」と一言。さらに「通路も狭くなっていますよ」と別の人も声をかけました。あとから来たママは周囲を見回し、「……すみません」と荷物を自分たちのスペースへ戻しました。
ありがとう、次男!
無事にスペースが元通りになり、A子は次男に「ありがとう」と伝えました。すると次男はきょとんとした顔で、「だって、ママ困ってたじゃん」と一言。A子は思わず笑ってしまいました。大人なら相手とのトラブルを考えて言いにくいことも、子どもは素直に口にします。今回は、その一言がきっかけで問題がすっきり解決しました。
筆者の見解
大人が面と向かって言えないことも、子どもは素直に言ってくれますよね。子どもの一言に救われた出来事でしたね。
【体験者:30代、女性、主婦、回答時期:2026年8月】
※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。


