知人のB子から聞いた実体験です。初めての妊娠で産休に入り、ようやくゆっくり休めると思った矢先、義両親が1ヶ月もの長期滞在で家にやって来て──?
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産休突入と同時にやってきた義両親

初めての妊娠を経験したB子。初期の酷いつわりを乗り越え、お腹の赤ちゃんも順調に育ち、無事に産休に入ることができました。

ようやくゆっくり出産準備ができると思った矢先、田舎から夫の両親が「泊まりがけ」でB子たの家へやって来ました。なんと、B子が出産で入院している間の「夫の世話をするため」という名目で、滞在期間は丸1ヶ月。夫も「産休に入って家にいるんだし大丈夫だろ。入院中は俺も助かるし」と、B子の体調を深く考えずに安易に許可してしまっていたのです。

完全なお客様状態と「安産のため」という呪文

手伝いに来てくれたのかと思いきや、義両親は完全な「お客様状態」でした。家事を手伝うどころか、三食昼寝付きでくつろぐばかり。義両親の世話が加わったことで、産休前よりもB子の家事負担は格段に増えてしまいました。

大きなお腹での立ち仕事は負担が大きく、「お腹が張ってしんどい」と訴えても、義母は「安産のためにはこれくらい動きなさい!昔は臨月まで動いていたのよ」と聞く耳を持ちません。B子は休む間もなくこき使われ、身も心も限界に近づいていました。

医師の鋭い観察眼

義両親の滞在中に、妊婦健診の日がやってきました。「孫の様子が見たい」と義両親も病院へ同行し、待合室で待機することに。

一人で診察室に入ったB子を見るなり、担当の女性医師が「なんだかすごく顔色が悪いけど、大丈夫?お腹も張っているし、何か無理してない?」と鋭く指摘してくれました。B子が堪えきれずに自宅での過酷な状況を打ち明けると、医師は表情をサッと変え、「ちょっと待合室のご両親を呼んでください」と指示を出しました。

診察室にウキウキで入ってきた義両親に対し、医師は厳しい口調で言い放ちました。

「お腹が張っている妊婦に無理をさせるなんて危険です!『安産のために動け』なんて、医学的根拠のない昔の話ですよ。今のB子さんに一番必要なのは安静です。これ以上妊婦をこき使って負担をかけるつもりなら、今すぐお引き取りください!」

体験者の声

お医者様という絶対的な権威からの強烈なダメ出しに、義両親はタジタジに。自分たちの非常識さを思い知った2人は猛省し、家に帰ってからは人が変わったようにすべての家事をこなすようになりました。お医者様のナイスアシストによって形勢逆転し、B子は無事に元気な赤ちゃんを出産できたそうです。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2026/06】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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