夫はいつでも一番の味方でいてくれるものだと思っていたのに……。酒席での何気ない出来事が、その思いを大きく揺るがすことになったのです。
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初めての家族ぐるみの宅飲み! 期待していた夜

私には、会えばよく話すママ友のM香がいました。
ある日、初めて家族ぐるみの宅飲みに誘われ、夫と小学2年生の息子を連れて遊びに行くことになったのです。私は体質的にお酒が飲めないながらも、子どもの様子を見守りながら、夫とM香夫婦が楽しそうにお酒を飲む様子を見て、最初は一緒に楽しんでいました。

夕方4時から始まった飲み会は思いのほか盛り上がり、気づけば夜10時。翌日は日曜日でしたが、子どものお風呂や生活リズムのことを考え、帰宅することにしました。

帰ろうとした私に浴びせられた心ない一言

「帰るね、ありがとう」と伝えた瞬間、酔っていたM香が「今いいとこなのに。やっぱ酒飲めん子は空気も読めんね~」と笑いました。
私はその一言に傷つきました。しかも、夫まで「それな!」と同調し、その場は笑いに包まれます。

胸がスッと冷えていくような感覚でした。私が望んでいたのは相手を言い負かすことではありません。「子どももいるし帰ろう」と、たった一言でも私の立場を理解してほしかっただけなのです。

夫まで笑った……

酒の勢いだったのかもしれません。それでも、親として当然の判断を笑われ、一番味方でいてほしい夫にまで一緒になって笑われたことが何よりも悲しく感じられました。悔しくて夫を置いて帰ろうとしたものの、「パパも一緒に帰ろう」と息子に引き止められ、結局は夫を車に乗せて帰宅することに。

夫は酔ったまま上機嫌で話しかけてきましたが、私は返事をする気にもなれず、車内には重たい空気だけが流れていました。

結婚相手を間違えたのかもしれないと思った夜

帰り道、頭の中を何度もよぎったのは、「結婚する相手を間違えたのかもしれない」という思いです。この出来事だけが理由ではありません。これまで見過ごしてきた小さなすれ違いや、「私より周りを優先するんだ」という寂しさが、その夜一気にあふれ出したのです。夫婦だからこそ、誰かに傷つけられたときは味方でいてほしい。そう思っていた自分がいたからこそ、その期待を裏切られた瞬間、「この人とこの先何十年も一緒に歩んでいけるのだろうか」と、初めて本気で考えてしまいました。

筆者の見解

夫婦にとって大切なのは、誰かを言い負かすことではなく、味方でいてくれるという安心感なのかもしれません。あなたなら、この場面で夫にどんな言葉をかけてほしいと思いますか?

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2026年6月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:ichika.K
2児の育児を機に、ママの悲喜こもごもを描くライターとしての活動をスタート。子育てメディアなどの執筆を経て、独立し現在はltnでコラムを連載中。大手企業の総合職でのOL経験、そこから夫の単身赴任によりワンオペでの育児を行った経験から、育児と仕事を両立するママの参考になる情報を発信すべく、日々情報をリサーチ中。

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