定時で帰る同僚を「やる気がない」と決めつけていた筆者の知人の会社員A子さん。ある日、業績データを見て愕然とすることに──?
画像: 定時帰りの同僚を「やる気がない」と冷笑していた私 → 全社員の前で発表された『衝撃の事実』に愕然!

毎日、定時ダッシュの同僚

これは、私の偏見が見事に打ち砕かれたエピソードです。

同じ部署のB美さんは、毎日きっちり定時で帰る人でした。

当時、仕事をやり遂げるためには残業もいとわないと思っていた私は、内心「やる気がないのかな」「もう少し頑張ればいいのに」と、彼女のことを少し冷ややかに見ていたのです。

同僚たちも同じように思っていたようで、なんとなく「B美さんってマイペースだよね」というのが共通の認識でした。

彼女が成績トップ!?

ところがある日のこと。
部署の業績データに目を通していた私は、思わず画面を二度見してしまいました。

なんとチームの中で、B美さんの成果が群を抜いてトップだったのです。

「えっ、いつも定時で帰る、あのB美さんが……?」

毎日遅くまで頑張っている仕事熱心な人たちに、かなりの差をつけた好成績。
これは一体どういうことなのか……。

気になった私は、それとなくB美さんの仕事ぶりを観察してみることにしました。

気づかされたこと

すると、今までわからなかった部分が、たくさん見えてきたのです。

たとえば、B美さんは不必要な無駄話には付き合いません。
同僚がおしゃべりに花を咲かせている間も、タスクにきちんと優先順位をつけ、驚くほど効率的に仕事を片付けていました。

一方の私はというと、ダラダラと残業を続け、「頑張っているつもり」になっていただけ。
そう気づかされて、顔から火が出る思いでした。

後日、私は思い切ってB美さんに、仕事のコツを聞いてみることにしました。

フォーカスすべきものとは

すると彼女は、様々な仕事の効率法を、快く教えてくれたのです。

「限られた時間で終わらせるって決めると、集中できるんですよ」
そう言うB美さんの表情は、生き生きとして、自信に満ち溢れています。

私はいつのまにか「長時間働くこと」や「やみくもに頑張ること」自体を目標にしてしまっていました。
完全なる、履き違えです。

反対に、B美さんは「結果を出す」ことにフォーカスし、そこから逆算したうえで効率的に仕事に取り組んでいたのです。

体験者の声

「定時で帰る」=やる気がないなんてとんでもない。
むしろ彼女は、誰よりも真剣に仕事に取り組んでいたんですよね。

自分を省みるとともに、改めて、B美さんに尊敬の念を抱きました。

それ以来、私自身も働き方を見直すようになったのは言うまでもありません。
何事も、自分の主観で判断してはいけないと教えられた出来事でした。

【体験者:30代女性・会社員、回答時期:2026年6月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:大城サラ
イベント・集客・運営コンサル、ライター事業のフリーランスとして活動後、事業会社を設立。現在も会社経営者兼ライターとして活動中。事業を起こし、経営に取り組む経験から女性リーダーの悩みに寄り添ったり、恋愛や結婚に悩める多くの女性の相談に乗ってきたため、読者が前向きになれるような記事を届けることがモットー。

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