帰省中に行われた親戚の宴会で、中学生の息子が思わぬ一言を……!?
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お盆の帰省で抱いた違和感

毎年お盆には、家族3人で実家に帰省しています。親戚が集まり、久しぶりに賑やかな食卓を囲むのが恒例です。その日も和やかに食事が始まりましたが、いつも余計な一言を言ってくる叔母が、私に向かって、子どもが一人、しかも男の子しかいないことを引き合いに出し、「老後は寂しいわよ」と何度も嫌味を言ってきました。私は場の空気を壊さないためにも笑って受け流していましたが、内心では居心地の悪さを感じていました。

息子の思いがけない一言

なんとなく重たい空気が流れる中、それまで静かに話を聞いていた息子がふと箸を置きました。そして「一人だから寂しいって決めつけるの、おかしくない?」と言ったのです。さらに「大事なのは人数じゃなくて関係でしょ」と続けました。まさか息子の口からそんな言葉が出るとは思っていなかったので、私は驚きました。

小さな変化

叔母は返す言葉を失い、愛想笑いをしながら視線を逸らしていました。すると父が「そうだな」と小さく頷き、その場の空気が少し変わったのを感じました。それまで当たり前のように投げかけられていた言葉に、息子が真正面から向き合った瞬間でした。私は息子の頼もしさを感じ、嬉しさで胸がいっぱいになりました。

家族の空気を変えた言葉

それ以来、親戚の集まりで子どもの数や性別を話題にされることはなくなりました。私自身も以前より肩の力を抜いて帰省できるようになり、実家で過ごす時間は穏やかなものへと変わりました。息子が発言したことは、ほんの小さな出来事だったかもしれません。しかし家族の空気を変えるには、十分すぎる力があったのです。

体験者の声

家族や親戚の何気ない一言って、悪気がなくてもけっこう心に残るものです。でも、その空気を変えるのもまた、たった一言だったりします。大事なのは子どもの人数や性別ではなくて、どんな関係を築いているか。家族のかたちはそれぞれでいいんだなと感じた出来事でした。

【体験者:40代・女性会社員、回答時期:2026年5月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:ichika.K
2児の育児を機に、ママの悲喜こもごもを描くライターとしての活動をスタート。子育てメディアなどの執筆を経て、独立し現在はltnでコラムを連載中。大手企業の総合職でのOL経験、そこから夫の単身赴任によりワンオペでの育児を行った経験から、育児と仕事を両立するママの参考になる情報を発信すべく、日々情報をリサーチ中。

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