久しぶりに再会した相手の言葉に傷ついた経験はありませんか? 筆者の友人J子は、同窓会で同級生と再会したのですが……?
画像: 「専業主婦は気楽でいいわね」私を笑ったエリート同級生に再会したら →『変わり果てた姿』にあ然!

久しぶりの同窓会

30代の専業主婦であるJ子は、子育てが少し落ち着いたタイミングで高校の同窓会に参加しました。そこで再会したのが、学生時代から成績優秀だった同級生のE子です。

会話の流れでJ子が「今は専業主婦なんだ」と話すと、E子は笑顔のまま「いいわねぇ。専業主婦って時間があって気楽そう」「毎日ランチして昼寝できるでしょ」と言い放ちました。その発言に悪意がないようにも見えましたが、周囲が少し気まずそうに黙り込んだため、J子は苦笑いするしかありませんでした。

思わぬ再会で知った現実

それから3年後、偶然ショッピングモールでE子と再会します。以前とは違い、どこか疲れた表情を浮かべていたため、声を掛けてみることに。E子は驚いた様子で、少し迷った末に本音を打ち明けてくれました。

実は1年前に結婚後、仕事と家事の両立が難しく、忙しすぎて心身のバランスを崩し、一時休職していたそうなのです。家事も思うように回らず、休日は洗濯や掃除だけで終わる生活に疲れ切っていました。

そして小さく笑いながら「前に専業主婦は気楽って言ったけど、今ならあれは失礼だったって分かる。実家に暮らしていたから分からなかったけど、家にいるだけでもやることは山ほどあるんだね」と素直に謝罪してくれたのです。

お互いの苦労を知って考えが変わった

その言葉を聞いたJ子も「働く人にも専業主婦にも、それぞれ見えない苦労があるよね」と返しました。

さらに話を聞いていると、E子は職場での責任や人間関係に悩み、帰宅後も仕事の連絡に追われる毎日を送っていたことが判明。一方のJ子も、育児や家事に休みはなく、自分の時間を確保する難しさを打ち明けました。互いの現実を知るにつれ、以前感じたわだかまりは自然と消えていきました。

帰り際、E子は「人の暮らしを想像だけで決めつけちゃ駄目だね」と照れくさそうに笑い、その表情を見たJ子も大きくうなずき同感。

肩書や働き方だけでは相手の本当の苦労は見えません。違う立場だからこそ尊重し合う姿勢の大切さを改めて教えてくれたエピソードでした。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2026年4月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Miwa.S
事務員としてのキャリアを積みながら、ライター活動をスタート。持ち前の聞き上手を活かし、職場の同僚や友人などから、嫁姑・ママ友トラブルなどのリアルなエピソードを多数収集し、その声を中心にコラムを執筆。 新たなスキルを身につけ、読者に共感と気づきを届けたいという思いで、日々精力的に情報を発信している。栄養士の資格を活かして、食に関する記事を執筆することも。

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