<知人A子さんに聞いた話>
藁にもすがる思いで、AIに謝罪メールの作成を頼んだところ、まさかの事態が起きて──。

人生最大の誤爆

「あれ?」
送った直後、嫌な予感がしました。

送信済みメールを開いた瞬間、サーッと血の気が引きます。

そこには謝罪メールの本文だけでなく、「相手が少し面倒なタイプなら〜」というAIの解説文までもがしっかり残ったまま、表示されていました。

「け、消し忘れてる!」

たたでさえ怒っている相手に対して、「面倒なタイプ」と書かれたメールを送ってしまったなんて。

……終わった。

「思考」することを、サボってはいけない

ピコンッ♪

画面を凝視したまま固まっていると、先方から返信が届きました。
心臓がドクンッと跳ね上がります。

恐る恐る開くと、
「AIは便利ですね(笑)『少し面倒なタイプ』とのこと、今後は気をつけます」
とだけ書かれていました。

穏やかに見える文面が、かえって恐ろしい──。

結局、この件はすぐに上司に報告し、当然きつく叱られました。
「AIを使うのはいいが、送信前の確認くらい、きちんとしなさい。僕が謝罪の電話をして、以降も引き継ぐから」

担当を外されることになってしまい、かなり落ち込みましたが、自業自得ですよね。

AIは本当に便利ですし、今後も上手く活用していきたいとは思います。
ただ、便利なものに頼りすぎると、自分自身で思考することを、いつのまにかサボってしまうようになるのかもしれません。

画面の向こうにいるのは生身の人間。
自分の怠慢によって、相手の気持ちに配慮することができなかったことを、とても反省しています。

【体験者:40代女性・会社員、回答時期:2026年6月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:大城サラ
イベント・集客・運営コンサル、ライター事業のフリーランスとして活動後、事業会社を設立。現在も会社経営者兼ライターとして活動中。事業を起こし、経営に取り組む経験から女性リーダーの悩みに寄り添ったり、恋愛や結婚に悩める多くの女性の相談に乗ってきたため、読者が前向きになれるような記事を届けることがモットー。

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