
正直苦手な「愚痴と悪口」を連発するママ友
PTAの定期的な集まりで、話すようになったママ友のAさん。いつも誰かの悪口を言っているので、正直苦手でした。
でも、いつも私の隣に座るので、聞かざるを得ない状態。私はなんとも思っていない人の悪口を延々と聞かされるのは、いいものではありません。
「はぁ」「そうですか」と適当な相槌を打ち、その場は聞き流すようにしていました。
衝撃のセリフと、周囲からの冷ややかな視線
それが続いたある日のこと。
PTAの集まりに遅れてきたAさんは、私の隣の席が空いているのを見るなり、
「この席空いていて良かった! 悪口言いたい放題だから」
と言いながら座ったのです。
周りの保護者も、「何を言ってるのこの人は……」という唖然とした表情。そして、私まで一緒になって悪口を言っているように捉えられてしまったようなのです。
そこで私は気付きました。うんうん頷いているだけと言っても、周りから見たら一緒になって悪口を言っているのと同じだと。
勇気を出して引いた境界線
別の日。
またAさんが隣に座ろうとしながら「あのさー、〇〇さんって……」と悪口を話し始めたとき、
「この場で誰かの悪口を言うのはよくないと思う。自分も損することになりますよ」
と思い切って言いました。私は「言ってしまった」と心臓がバクバクと高鳴りましたが、Aさんは
「はぁ? 何言ってんのよ」
と捨て台詞を吐き他の席に行き、その席でもまた悪口を言っていました。
キッパリと境界線を引いたおかげで私の心はすっきり。不快な言葉には同調せず、距離を置く大切さを痛感した出来事でした。
【体験者:40代・女性パート、回答時期:2026年5月】
※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:Yuki Unagi
フリーペーパーの編集として約10年活躍。出産を機に退職した後、子どもの手が離れたのをきっかけに、在宅webライターとして活動をスタート。自分自身の体験や友人知人へのインタビューを行い、大人の女性向けサイトを中心に、得意とする家族関係のコラムを執筆している。

