私の義妹が大きな悩みを抱えていたとき、思いもよらない“相談相手”の存在に驚かされました。
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結婚すると思っていた2人

義妹には、長年付き合っているパートナーがいます。
東京で同居していて、籍は入れていないものの関係は安定しているように見えました。私の子どもが生まれたときには、2人でお祝いに来てくれたこともあります。

そのため勝手に、「そのうち結婚するんだろうな」と思っていました。

突然聞かされた出来事

ところが先日、義母から驚く話を聞いたのです。

「実は、家を出たのよ」

義妹がパートナーと大喧嘩をし、家を飛び出したというのでした。

詳しい事情は分かりません。ただ、結婚も考えていた相手との関係が大きく揺らぎ、精神的にかなりつらい状態になってしまったようです。

肩を落とす義母を前に、私はしばらく言葉が出ませんでした。

なぜそこへ?

さらに話を聞くと、義妹は九州でしばらく療養することを決めたそうです。

「どうして九州!?」
思わず声が出ました。

東京に住んでいるのに、なぜそんな遠くへ行くのか想像もつきませんでした。そんな私に、義母が教えてくれたのです。

まさかの相談相手

「AIに相談したんだって」

最初は聞き間違いかと思いました。

義妹は精神的につらい状況の中でAIに気持ちを打ち明け、自分に合う環境を探していたそうです。その中で、九州の施設が候補として出てきたのだとか。

もちろん最終的に決断したのは本人でしょう。

それでも私は、「施設って!?」 「AIって!?」と驚きを隠せませんでした。

悩みを抱えたときに頼る相手といえば、家族や友人、専門家というイメージがあります。しかし今は、AIがその選択肢のひとつになっているのかもしれません。

身近な人だからこそ言えないことや、誰にも気を遣わずに本音を吐き出したい瞬間もあります。
最初は「AIに相談した」と聞いて驚きましたが、誰の感情にも左右されず、自分の気持ちを整理する相手として頼ったのだと考えると、少し理解できる気がしました。

彼女が一日でも早く回復することを願いながら、家族でも友人でもなく、AIが人生の大きな決断のきっかけになる時代なのだと実感した出来事です。

【体験者:30代・主婦、回答時期:2026年6月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:大空琉菜
受付職を経て、出産を機に「子どもをそばで見守りながら働ける仕事」を模索しライターに転身。 暮らしや思考の整理に関するKindle書籍を4冊出版し、Amazon新着ランキング累計21部門で1位に輝く実績を持つ。 取材や自身の経験をもとに、読者に「自分にもできそう」と前向きになれる記事を執筆。 得意分野は、片づけ、ライフスタイル、子育て、メンタルケアなど。Xでも情報発信中。

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