後から知ったその意外な理由とは!?
筆者の友人K子が実際に体験したママ友エピソードをご紹介します。

綺麗なママ友F子さん
私の長男が通う幼稚園で知り合ったママ友F子さん。
背が高く、いつもきちんとした服装で「芸能人みたい」なんて噂もある綺麗なママ。
私はというと、毎朝髪を振り乱して子どもを自転車送迎する日々で、F子さんを見ると「正直、世界が違う人」だと思っていました。
もしかして避けられてる!?
新年度、PTAでF子さんと共に役員になったときのこと。
なんとなく、F子さんが私にだけ冷たい気がするのです。
他のママたちとは笑顔でおしゃべりしているのに、私が笑顔で挨拶してもF子さんは
「おはようございます」
の一言だけ。
また、役員の話し合いでも、F子さんは私の意見だけ軽く流すのです。
「何か、したかな?」
とも考えましたが思い当たることはなく、
「単純に私のことが嫌いなのかな」
と思うように。
打ち明けられた本音
そんなある日。
役員として手がけた親子参加のイベントが終了し、役員だけが会場に残る時間があり、たまたま私とF子さんが二人きりに。
仕事をやり終えた充実感に満たされつつも、
「F子さんと二人きりは気まずいな」
と思っていると、F子さんが突然
「私、最初、あなたのこと苦手だったの」
「感じ悪かったと思う。ごめんなさい」
と謝ってきたのです。
そして
「羨ましかったんです」
とF子さんは言いました。
自分にはないものを持っていて羨ましかった
「え? 私が羨ましい?」
困惑する私。
F子さんは
「あなたは、誰とでも自然に話せるじゃないですか」
「私は昔から、人付き合い苦手なんです」
と打ち明けてきました。
聞けばF子さんは、見た目のせいで昔から
「近寄りがたい」
「プライドが高そう」
と言われ続けて、人間関係を築くのが苦手になったそう。
私が誰にでも普通に話しかけたり、気さくに振る舞う姿を見て、「自分にはないもの」を持っているように思えて羨ましくなり、逆に距離を取ってしまった、ということでした。
体験者の声
綺麗なママのF子さんが、庶民的な私を「羨ましい」と思っていたことにびっくり。
「完璧に見える人にも、人知れず苦労があるんだ」
と思いました。
その日以来、少しずつ話すようになった私とF子さん。
F子さんは実はよく喋る人で、しかもかなり面白い人だと、会話をするなかで知りました。
次第にお互いの悩みを打ち明け合う仲になり、子どもが幼稚園を卒園した後も続く大切な友人になりました。
最初は誤解から始まったけれど、勇気を出して本心を打ち明けてくれたF子さんに感謝すると共に、素敵なご縁があったことにも感謝しています。
【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2026年6月】
※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:Sana.Y
医療機関に勤めるアラフォーワーキングマザー。新卒で化粧品メーカーに入社後、結婚出産を機に退職。現在は転職し子育てと仕事の両立に励む。自分らしい生き方を求め、昔から好きだった書くことを仕事にしたくライターデビュー。化粧品メーカー勤務での経験や、会社でのワーキングマザーとしての立ち位置、ママ友との情報交換を通して美容や教育、女性の生き方を考えた情報を発信している。

