今回は、A子さんから聞いたエピソードをご紹介します。
学生時代からの友人・B美さんは、美人で流行に敏感な、いわゆる「キラキラ女子」。
地味だったA子さんと、ずっと仲良くしていた彼女の真意を、数年後に知ることになって──。
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自分とは正反対の友人

学生時代からの友人・B美は、いわゆる「キラキラ女子」でした。
美人で流行に敏感なB美は、男性からもモテモテ。

一方の私は、おしゃれや美容にあまり興味がなく、いつも地味な格好ばかりです。

あまりに両極端な私たち。
なぜ、B美がこんな私と仲良くしてくれるのか、自分でも不思議に思ったものです。

そんな私に対し、彼女はよくこんな風に言っていました。
「A子って、ほんと素朴だよね〜(笑)なんだか、安心する」
「A子と一緒にいると、私が映えるから好き♡」

当時の私は、A子の天真爛漫な発言を、素直に受け取りました。
「派手なグループにずっといるのは、疲れるんだろうな」
「美人な子って、こういう冗談を言うんだな」くらいにしか感じていなかったのです。

「私も、可愛くなりたい!」

社会人になってしばらくした頃、私に好きな人ができました。

「少しでも可愛くなりたい」
人生で初めてそう思った私は、ひたすらに努力をしました。

メイクを研究したり、服装を変えたり、美容院へ通ったり──。

てっきりB美も喜んで応援してくれると思っていたのですが、彼女から返ってきた言葉は意外なものでした。
「え〜、A子がそんな系統の服着るの?」
「A子は無理しなくても、そのままでいいのに。なんか変だよ」
「そのメイク、男ウケ悪そう(笑)」

私が変わるのが、嬉しくないの?

やっぱり私なんかが急におしゃれしても、可愛くなんてなれないのかな──。
たしかに、無理して背伸びするより、ありのままの私でいたほうが、自分らしく生きられるかも。
B美は、きっと私のために言ってくれたんだろう。

B美から怒涛のダメ出しを受けて、私はずいぶん弱気になりました。

でもそんなとき──。

「A子さん、最近雰囲気変わったね! 可愛くなったってみんな噂してるよ♪」
と、会社の同僚に褒めてもらったのです。

彼女のおかげで、しぼんでいた気持ちが一気に明るくなり、「やっぱり私は可愛くなりたいんだ!」と再びやる気に火がつきました。

そんな私の様子に、B美はイライラしているようでした。

「ずっと私の引き立て役でいてほしかったのに♡」

ある日、B子に誘われて、ある飲み会に参加することになりました。
そのときに、一人の男性が、「A子さん、とてもお綺麗ですね」と褒めてくれたんです。
人生で初めて容姿を褒めてもらった私は、とても嬉しい気持ちになりました。

それなのに──。

「A子って昔は超ダサかったんですよ〜! あ、写真見ます?」
B美が、すかさず笑いながら暴露を始めたのです。

「や、やめてよ」

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