<筆者の話>友人宅で見た友人の息子夫婦の姿に、私は感心してしまいました。
けれど友人から返ってきたひと言に、自分でも気づかなかった考え方が見えてきて──。
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友人宅で

友人宅へ遊びに行った日のことです。
ちょうど息子さん夫婦が帰省していて、リビングには笑い声が響いていました。
「いつもお世話になっています」
とお茶菓子を運んでくれた息子さん夫婦。
久しぶりの再会だったこともあり、近況報告や家族のことで会話は盛り上がります。
息子さんもお嫁さんも感じがよく、友人もどこかうれしそうでした。
和やかな時間が流れる中、私は仲の良い家族だなと感じながら話を聞いていたのです。

自然な分担

しばらくしてお茶を飲み終えた時のことでした。
息子さんがお盆を手に取り、テーブルの上を片づけ始めます。
「これ下げるね」
そう言いながら食器をまとめる息子さん。
お嫁さんは空いたカップを持って台所へ向かい、そのまま洗い物を始めました。

誰かに言われた様子もなく、お互いが自然に動いていたのです。
さらに息子さんは、お茶菓子を運びながら来客への気遣いも見せていました。
私はその様子を見て、よく気がつく息子さんだなと感心しました。
そして友人に向かって、思わず声をかけたのです。

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