やんちゃな長男、繊細な長女、元気な次女という3人の育児に追われ、毎日心の余裕をなくしていた知人のA子さんですが、ある日、イヤイヤ期の2歳の次女が床に転がって激しく泣き始めて……!?

すると次女は、まん丸の目に涙をいっぱいためて堪えながら、一生懸命に言葉を紡ぎ出したのです。

「にぃにがクマちゃん取ったの」

訳も分からず泣いているのではなく、ちゃんと理由があったのだと理解したA子さん。2歳児らしからぬ理路整然とした説明には、近くにいた小学生の兄と姉も唖然とするばかり。

「この子、絶対に人生3週目だよね……」と、幼き妹へ一目置くようになったのでした。

「言葉を待つ」ということ。嵐のような育児で見出した大切な気づき

上の子たちの時は、泣き出されると焦って「すぐに対処しなきゃ!」と思い詰めていたA子さん。しかし、次女との日々を通じて、大切なことに気づかされました。

それは、子どもを一人の人間として尊重し、その言葉をじっと待つことの大切さです。

頭ごなしに叱るのではなく、耳を傾ける余裕を持つことは、嵐のようなドタバタ育児への大きな自信へと繋がりました。今では、なぜか兄姉からなんでもかんでも「さすが! 人生3週目!」と褒められるようになり、次女も嬉しそうに。毎日きょうだい仲良く過ごしているそうです。

【体験者:40代・女性主婦、回答時期:2026年5月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:日向みなみ
出産を機に、子どもとの時間を最優先できる働き方を模索し、未経験からWebライターの世界へ。ライター歴10年の現在は、オンライン秘書としても活動の幅を広げている。自身の経験を元に、子育てや仕事に奮闘する中で生まれる日々の「あるある」や「モヤモヤ」をテーマに、読者のみなさんと一緒に笑って乗り越えるよう、前向きな気持ちになれるコラムを執筆中。

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