母が一方的に決めた厳しすぎる門限に反発し続けた高校時代。
『なんでうちだけこんなに自由がないの?』と不満を抱いていた娘が、母になって初めて気づいた“ある感情”とは──。
今回は筆者の知人から聞いた、心に残る親子愛のエピソードをご紹介します。

親心

実は私が高校生の頃、近所で若い女性を狙った傷害事件が続いていたそう。

でも、私を怖がらせたくなくて詳しく話せなかったという母。

「たとえ嫌われようが無事に帰ってきてほしかっただけ」

その言葉を聞いた瞬間、長年のモヤモヤが一気に晴れました。

あの頃の私は、“制限された側”の気持ちしか見えていませんでした。

もちろん、過干渉が正解とは思っていません。でも、親の厳しさの裏には“自分が嫌われても守りたい”という感情が隠れていることがあるのだと気づいたのです。

言葉にすること

今、娘には何かルールを定めるときに理由をきちんと説明するようにしています。

ただ禁止するのではなく、心配する親心あってのルールだとちゃんと言葉にしないと届かないこともある。

むしろ、きちんと正直に理由を伝えることで、もっと互いに理解しあえて必要以上に対立せずに済む、ということを母から学んだ出来事でした。

【体験者:40代・女性パート主婦、回答時期:2026年5月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:一瀬あい
元作家志望の専業ライター。小説を志した際に行った女性への取材と執筆活動に魅せられ、現在は女性の人生訓に繋がる記事執筆を専門にする。特に女同士の友情やトラブル、嫁姑問題に関心があり、そのジャンルを中心にFTNでヒアリングと執筆を行う。

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