筆者の体験談です。奮発して選んだ初めての誕生日プレゼントを失くした夫に、私は……。

傷ついたのは、財布じゃなくて

友人との飲み会帰り、酔った彼が紛失してしまったのです。
私は慌ててカードを止め、お店に連絡し、対応に追われました。彼も「最悪…」とかなり落ち込んでいました。

財布をなくしたこと自体というより、彼の口から「せっかく選んでくれたのに、ごめんね」という言葉が最後まで出なかったことが、どこか寂しかったのです。

もちろん、わざと失くしたわけではありません。

それでも、あの日売り場をぐるぐると歩き回りながら、一生懸命にプレゼントを選んでいた自分を思い出してしまいました。

プレゼントって、物そのものより、「相手を思って選んだ時間」に意味があるのかもしれません。

【体験者:40代・筆者、回答時期:2026年5月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:森奈津子
海外生活や離婚、社会人での大学再入学など、多彩な経歴を持つライター。現在は幼稚園教諭として保護者の悩みに寄り添うほか、日々の人付き合いの中から生まれるリアルな本音に耳を傾け、多様な価値観に触れてきた独自の視点でそれらを記事にしている。

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