
限界だった義母と私の距離感
「あそこの奥さんは、自分から義実家に行くらしいよ」
夫が何気なくつぶやいた一言に、私はゾッとしました。
私が義実家と距離を置くようになって丸1年。理由は、こちらの都合を無視した突然の長期宿泊など、義母のべったりとした距離感に疲れ果ててしまったからです。
夫には、涙ながらにそれを訴えました。
幸い子どもたちも大きくなり、今では夫と子どもたちだけで義実家に帰省しています。私はこれでうまくバランスが取れていると思っていました。
理想の家族像を押し付けてくる夫
それなのに、夫は未だに「Aさんちの奥さんは義母に会いたがるんだって」と、ちくちくと他人の家庭の話を持ち出してプレッシャーをかけてくるのです。
夫は、私が涙ながらに伝えた理由を理解していない? それどころか、もう中学生になり、部活や友人との約束で忙しい子どもたちの現状すら見えていない様子。義実家への帰省や、義両親の我が家への宿泊を提案するのです。
夫はただ義両親に「妻と子を連れて帰省する俺」「宿泊を受け入れる俺」の姿を見せたいだけなのではないか、とさえ思えてきます。
そっとしておけば、私も子どもも自然と「おばあちゃんに会いたいな」と思うはず。それなのに、夫がグイグイとみんなの都合を無視して無理やり連れて行こうとしたり、義母が泊まりに来たりするから、私は嫌になってしまうのです。
思春期の娘が放った正論
しかし最近、そんな夫の暴走にブレーキをかける頼もしい味方が現れました。
突然義実家への帰省を計画する夫に対し、中学生の娘が、
「部活を休みたくないから、部活の予定が出てからにしてよ!」
とズバッと言ってくれるようになったのです。
私が「行きたくない」と言わなくても、娘の正論が夫に刺さる瞬間を、私は横目で見ながらスカッとしています。
【体験者:40代・女性パート、回答時期:2026年5月】
※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:Yuki Unagi
フリーペーパーの編集として約10年活躍。出産を機に退職した後、子どもの手が離れたのをきっかけに、在宅webライターとして活動をスタート。自分自身の体験や友人知人へのインタビューを行い、大人の女性向けサイトを中心に、得意とする家族関係のコラムを執筆している。

