体調不良などが理由で、子どものお世話を実家や義実家にお願いする人は少なくありません。筆者もがんの治療で入院をする際、義母に息子のお世話をお願いしました。しかし、退院後に筆者が見た光景は、想像を絶するものだったのです。

愕然

義母はとてもあたたかく「お帰り!」と迎えてくれたのですが、リビングにも違和感が満載。
棚に飾ってあった物は全て撤去され、変わった形の石やお札などがいくつか置いてありました。
キッチンで使っていたタオルや布巾なども、見たことのない物に変えられていたのです。

一番驚いたのは息子の洋服。
パジャマに肌着、靴下、Tシャツ、ズボンまで、すべてが新しい物になっていました。
驚いている私に対し、義母は「安物ばっかり使っちゃだめよ! 知り合いの風水の先生に聞いて、運勢が上がるものを揃えておいたからね!」とニコニコ顔。
「古いものは全部捨てて新しくしたから♡」と全く悪びれる様子もありませんでした。

暴挙

夫に「あんまりじゃない?」と文句を言ったのですが「助けてもらったんだから、それぐらい我慢しろよ」で終わってしまいました。

確かに、息子のことを考えると本当にありがたかったのは間違いありません。
でも、私がいない間に家の中をひっかきまわして、物を捨ててしまうという義母の暴挙に腹立たしささえ覚えたのも事実です。
息子も着慣れた洋服を捨てられてしまい「前の方が良かったな」と言い出す始末。
恩返しをたくさんしようと思っていたのですが、何となく距離を置いてしまったのは言うまでもありません。

【体験者:50代・筆者、回答時期:2026年5月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:RIE.K
国文科を卒業し、教員免許を取得。OLをしていたが、父親の病気をきっかけにトラック運転手に転職。仕事柄、多くの『ちょっと訳あり』な人の人生談に触れる。その後、結婚・出産・離婚。シングルマザーとして子どもを養うために、さまざまな仕事の経験あり。多彩な人生経験から、あらゆる土地・職場で経験したビックリ&おもしろエピソードが多くあり、これまでの友人や知人、さらにその知り合いなどの声を集め、コラムにする専業ライターに至る。

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