出産はうれしいものの、お母さんになることに不安を抱えるものです。そんな不安を優しくも、厳しくも払拭してくれたのは母でした。今回は、筆者の友人が母から"お母さんになる"ことを教わった心あたたまるエピソードをご紹介します。

芽生えた母としての自覚

A子は5万円を受け取ったとき、“母として子ども優先の日々になることを覚悟しなさい”というメッセージも感じました。

母は、子育てに全力投球し自分のことは後回しにするようにと言いたいわけではないけれど、親になるということは独身時代のように自由には生きられないし、常に責任がともなうことを教えてくれたように思いました。

母からもらった5万円は形に残るものに使いたいと思い、いろいろ悩んだ結果、入学式などでも着られるスーツを購入。このスーツを着て、母を含めた家族で、写真を撮影したいと思っています。

また、5千円ほど余ったため、母と一緒にお高いおしゃれカフェで食事をしました。母には自分の給与から払うと伝えたものの、母は自分が渡した5万円の一部で支払っていると察しました。やはり、母親は娘のことは何でもよく分かっていて、偉大さを感じました。

A子は母に渡された5万円をきっかけに、“我が子が大人になるまで責任をもって育てる”、“我が子が何をしても愛し続ける”と誓いました。

【体験者:40代・会社員女性、回答時期:2026年5月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:太田あやこ
大学でジェンダーや女性史を学んだことをきっかけに、専業ライターとして活動中。自身の経験を活かしながら、幅広い情報収集を行い、読者に寄り添うスタイルを貫いている。人生の選択肢を広げるヒントを提供し、日々の悩みに少しでも明るさをもたらせるよう、前向きになれる記事づくりに取り組んでいる。

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