これは、知人のA子さんに聞いたお話です。
無口で食が細かった2歳の息子さん。発育を心配していたA子さんでしたが、ある日キッチンからの物音をきっかけに大感動する出来事が起きて!? 母の愛と息子の成長に思わず笑顔になるエピソードをご紹介します。

キッチンから聞こえる怪しい物音! 泥棒の正体は……

そんなある日のこと。誰もいないキッチンから「ガタガタ」と怪しい物音が聞こえてきました。「まさか泥棒!?」と青ざめ、恐る恐る覗き込むと……。

そこには、小さな手でしゃもじとお茶碗を握りしめ、一生懸命に炊飯器を開けようと背伸びをしている息子の姿があったのです! ハッとしたA子が「お腹空いたの?」と声をかけると、息子は振り返ってコクンと力強く頷きました。

初めての自己主張に大感動! 格別だった二人だけのおにぎり

その瞬間、A子の目からブワッと涙が溢れました。ずっと大人しかった息子が、初めて自分から「食べたい」という意思を行動で示してくれたからです。

嬉しくてたまらなくなったA子は、すぐさま息子を抱きしめました。「一緒におにぎり作ろうか!」そう言って二人で握ったいびつなおにぎりは、どんなご馳走よりも格別な味がしたそうです。あのときの小さな背中と笑顔は、今でも脳裏に焼き付いています。

食費の増加は成長の証! 爆食野球少年に溢れる母の愛と喜び

それから数年が経ち、現在A子の息子は野球に打ち込む元気な少年に成長しました。あの頃の静けさと少食ぶりが嘘のように、今では毎日どんぶり飯をかき込む大食漢です。

今となっては「食費が恐ろしいよ!」と嬉しい悲鳴をあげる毎日。それでも、あの日の「しゃもじ事件」を思い出すと、不思議と財布の紐も緩んでしまうのだとか。「いっぱい食べる息子が大好き!」と心の中で叫びながら、A子は今日も大量のお米を研いでいます。

【体験者:40代・女性会社員、回答時期:2026年4月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:日向みなみ
出産を機に、子どもとの時間を最優先できる働き方を模索し、未経験からWebライターの世界へ。ライター歴10年の現在は、オンライン秘書としても活動の幅を広げている。自身の経験を元に、子育てや仕事に奮闘する中で生まれる日々の「あるある」や「モヤモヤ」をテーマに、読者のみなさんと一緒に笑って乗り越えるよう、前向きな気持ちになれるコラムを執筆中。

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