これは、知人のA子さんに聞いたお話です。3人目の出産から半年、一家を襲ったのは恐怖のインフルエンザでした。次々と倒れる子どもたちを前に、自分の受診を後回しにして看病に明け暮れたA子さん。限界を迎えた彼女の結末とは!?

医師からの愛あるお説教と強制休養

診察を終えた医師は、呆れたような、でも優しい声でこう言いました。「お母さんが倒れたら家族はどうなるの! もっと自分を大切にしなさい」その愛のあるお説教に、張り詰めていた糸が切れたようにA子の目から涙があふれました。思えばこの2週間、自分のことはすべて後回しだったのです。「ここで少し寝てなさい!」医師の鶴の一声で、A子はベッドへ直行。点滴を受けながら、久しぶりに何も考えずに眠りにつきました。目が覚めたときには心も体もすっと軽くなっていたのです。

一人じゃない! 笑顔で迎えてくれた最強のチーム

帰宅すると、美味しそうな夕飯の匂いが漂っていました。医師から連絡を受けた夫と長女が、完璧に家事をこなして待っていてくれたのです。「パパも私もいるから大丈夫だよ!」エプロン姿で笑う二人を見た瞬間、A子はハッとしました。一人で背負い込む必要はなかったのです。私たちはチームであり、頼るときには頼っていいのだと気づかされました。今では「あのときのママ、フラフラだったよね」と笑い話になっているそうです。

【体験者:40代・女性会社員、回答時期:2025年12月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:日向みなみ
出産を機に、子どもとの時間を最優先できる働き方を模索し、未経験からWebライターの世界へ。ライター歴10年の現在は、オンライン秘書としても活動の幅を広げている。自身の経験を元に、子育てや仕事に奮闘する中で生まれる日々の「あるある」や「モヤモヤ」をテーマに、読者のみなさんと一緒に笑って乗り越えるよう、前向きな気持ちになれるコラムを執筆中。

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