子どもの行動を不思議に思うことはありませんか? 一見よく分からない動きでも、本人には意味のある行動のようです。今回は、筆者の娘がした「ナゾの動き」から気づいたエピソードをご紹介します。

思いがけない遊び方

「何してるの?」と声をかけると、娘は少し弾んだ声でこう言ったのです。

「バレないように、隠れてるの」
聞いてみると、画面に映っているワンちゃんに見つからないように、隠れながら動いているのだといいます。

改めて画面を見ると風景の中に一匹の犬がいて、一定の間隔で周りを見回し、また眠るという動きを繰り返していました。

私にとってはただ流れているだけの映像でしたが、娘にとっては“かくれんぼの相手”として成立していたのです。

同じ空間でも、見えている世界は違う

思わずおかしくなり、笑ってしまいました。同じ場所にいながら、見えているものも受け取り方もこんなに違うのかと、少し驚いたのです。

私は音としてしか捉えていなかったものを、娘は遊びの相手に変えていました。決まったおもちゃがなくても、自分なりに遊び方を見つける柔軟さに、ハッとさせられます。

その日から、音楽を流しているときでも、ほんの少し画面に目を向けるようになりました。何気なく流しているものの中にも、子どもなりの楽しみや発想が隠れているのかもしれない。そう思うようになった出来事です。

【体験者:40代・筆者、回答時期:2026年4月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:大空琉菜
受付職を経て、出産を機に「子どもをそばで見守りながら働ける仕事」を模索しライターに転身。 暮らしや思考の整理に関するKindle書籍を4冊出版し、Amazon新着ランキング累計21部門で1位に輝く実績を持つ。 取材や自身の経験をもとに、読者に「自分にもできそう」と前向きになれる記事を執筆。 得意分野は、片づけ、ライフスタイル、子育て、メンタルケアなど。Xでも情報発信中。

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