パートナーの不倫は心に大きな傷を残します。しかし、周囲からはただのゴシップのように扱われることもあるでしょう。
離婚後、親戚の集まりで心ない言葉をかけられた筆者の友人。彼女を救ってくれた“ある人”とのエピソードを紹介します。

傷心の私をかばってくれたのは

「あのねぇ、そんな下世話な話はしなくていいでしょう」

そう、ピシャリと言いました。
その叔母は昔から物事をズバリと言う人で、曲がったことが大嫌いなタイプ。小さい頃は叱られたこともあり、私自身は苦手意識があった叔母でした。

「見てごらんよ、こんなに痩せて」
「旦那に裏切られたのよ、大変だったに決まってるじゃないの」

以前よりも痩せ細った私を見て、心配してくれたのです。両親や親戚たちはその言葉に口をつぐみ、そこから何も言えなくなっていました。

がんばっていこうと思えた励まし

法事の帰り際。私をかばってくれた叔母が話しかけてきました。

「今の時代、離婚なんて珍しくもなんともないからね」
「女一人で子育てするのは大変だけど、あなたなら大丈夫よ」
「いつでも連絡してね」

背中をポンと叩きながら、そう言って帰って行きました。

近しいと思っていた両親より、親戚のほうが温かく、私の苦労を理解してくれたのです。わかってくれる人がいる──それだけで、これから親子3人でがんばろうと思えた出来事でした。

【体験者:40代・女性会社員、回答時期:2026年1月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:清水マキ
育児を機にキャリアを転換し、独学からライター講座の添削講師まで登り詰めた実力派。PTAやスポ少での積極的な交流から、ママたちの「ここだけの話」を日々リサーチ。金融記事も手がける確かな知性と、育児に奮闘する親としての等身大な目線を掛け合わせ、大人女性のライフスタイルから切実な悩みまでを鋭く、温かく描き出す。

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