筆者の話です。
デパートでの何気ない買い物中、見知らぬ女性に声をかけられました。
その場限りと思っていたやり取りが、思いがけない形で続いていきます。
画像: ftnews.jp
ftnews.jp

声をかけられる

「それどうやって食べるの?」
仕事帰りに立ち寄ったデパートの食料品売り場で、隣にいた女性から声をかけられました。

転勤族として地元を離れて暮らす中、慣れない土地での生活にも少しずつ慣れてきた頃のこと。
その日は、母から教わった鶏の玉ひも(卵のもとになる部分)を買おうと、精肉売り場で量り売りをお願いしていました。

普段はなかなか手に取らない食材ですが、夫の好物ということもあり、少し奮発してデパートで購入することに。
安価な部位でも、こうして丁寧に並べられていると、少し特別に感じます。

伝えたレシピ

手にしていた商品を見ながら、甘辛く煮る簡単な作り方を伝えました。
しょうがを入れてしょうゆと砂糖で味を整えるだけの、昔から実家で作っていた味。
特別な材料は使わず、短時間で仕上がることもあり、忙しい日の定番でもあります。

女性はうなずきながら「美味しそうね」と笑い、そのまま同じものを注文していました。
「気に入っていただけるといいのですが」そう声をかけると「やってみるわ」と軽く手を振ってくれます。
うまく伝わっているだろうかと、少しだけ気になりながら売り場を離れました。
短いやり取りのあと、それぞれ会計へ向かい、その場はそれで終わったはずでした。

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.