「暴力はいけないこと」。それは誰でも知っているでしょう。しかし「しつけ」だと信じて子どもに手をあげてしまう親も、中にはいるようです。筆者の知人男性は、子どもを叱るときには手をあげるのが普通だと思っていたそうです。そんな彼の数十年後のエピソードをご紹介します。
画像: 「ずっと後悔しています」しつけと信じて、子どもたちに手をあげ続けてきた父。数十年後に待っていた地獄

「言葉」の代わりに選んでしまったもの

私は昭和に生まれ、上下関係の厳しい縦社会で生きてきました。
幼い頃は悪さをすれば親父に殴られ、学生時代は顧問や先輩にしばかれるのが日常茶飯事。

そんな私も結婚をし、娘と息子の2人の子を持ちました。

子どもたちは日頃から危ないことをしたり、してはダメなことをしたり。
そんなとき私は、子どもたちのお尻や頭をパーで叩いて叱りました。

「立派な大人になってほしい」という願いとは裏腹に、当時の私は喋るのが得意ではなかったため、つい子どものお尻や頭を叩いて叱ることで手っ取り早く言うことを聞かせてしまっていたのです。

子どもたちの冷たい目

子どもたちが中学生になると、それまでと異なり、叩いて叱っても言うことを聞かなくなってきました。

それどころか娘は私にひどく冷たい目を向け「お父さんはすぐに暴力に走る。私たちの気持ちや意見を聞いてくれたことなんて一度もないよね」と言い放ったのです。

それっきり、ほとんど会話もしてくれなくなりました。
しかしこのとき私は『反抗期の一時的なものだろう』と決めつけ、娘が抱えていた深い悲しみや恐怖から目を逸らしてしまったのです。

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