「この子、大丈夫かな?」そう感じた新人がいました。見た目も経験も、正直少し不安が残る印象──。ところが一緒に働き始めると、その不安は大きく裏切られることになります。今回は、筆者が自分の先入観に気づいたエピソードをご紹介します。

ですが、仕事を教え始めてすぐ、その印象は変わりました。一度説明するとすぐに理解し、「こういうことですよね」と自分の中で整理してから動いてくれます。

対応も丁寧で、気づけば私が細かくフォローしなくても業務が回るようになっていました。
驚きと同時に、最初の印象との違いに戸惑うほどでした。

予想外の場面で感じた安心感

その後、私は妊娠し、つわりが想像以上に重くなりました。食事もほとんどとれない状態が続き、入院して治療を受けることになったのです。

仕事のことが気がかりでしたが、何度か連絡を取る中で「問題なく回っています」と聞き、ほっとしました。

あの女性が中心となって受付を支えてくれていると知り、安心して休むことができたのです。

手放したいと思った、自分の先入観

振り返ると、私は見た目や年齢、経験の有無だけで、その人の働きぶりを想像してしまっていました。

実際に関わってみて初めて見えるものがある。その当たり前のことに、あらためて気づかされたのです。

それ以来、人を判断するときに、最初の印象だけで決めつけないよう意識するようになりました。
この出来事は、今でも自分の中に静かに残っています。

【体験者:40代・筆者、回答時期:2026年4月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:大空琉菜
受付職を経て、出産を機に「子どもをそばで見守りながら働ける仕事」を模索しライターに転身。 暮らしや思考の整理に関するKindle書籍を4冊出版し、Amazon新着ランキング累計21部門で1位に輝く実績を持つ。 取材や自身の経験をもとに、読者に「自分にもできそう」と前向きになれる記事を執筆。 得意分野は、片づけ、ライフスタイル、子育て、メンタルケアなど。Xでも情報発信中。

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