筆者の話です。1ヵ月前から入っていた保健指導の仕事の前日に長男の急な発熱──身近に頼れる人は居らず、病気の長男をみてくれそうな人は義母しか思いつきませんでした。義母が滞在中に困らない様、準備をして家を出た私ですが、帰宅後に待っていたのは想定外の言葉でした。
画像: ftnews.jp
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長男の発熱、迫られる選択

長男が幼稚園児だった、ある日の朝、まだ寝ている長男を起こそうと顔を見ると、うっすらと紅潮しており発熱している事がわかりましたした。

身体を触るとやはり熱く、目が潤んでぐったりしています。

慌てて病院に駆け込むと、検査の結果はインフルエンザA型でした。

管理栄養士として1ヵ月前から準備してきた大切な保健指導の仕事が、翌日に控えていました。

簡単に延期できるものではなく、休むとなると依頼元に迷惑がかかります。

夫に頼んでみても「俺も無理」の一言でした。

他に頼れるあてもなく、途方に暮れながら私は義母に電話をかけました。

「わかった。任せておきなさい」

その言葉にほんの一瞬、救われた気がしました。

精一杯の準備

当日、義母が到着する前に、私は息子の看病セットと、義母のための昼食を整えました。

義母はお肉が苦手な事を知っていたので、「管理栄養士として、せめて好みに合うものを」と考え、生鮭をグリルで焼き、食べやすいように骨を丁寧に取り除いて、ラップをかけてテーブルに置いておきました。

「これなら、きっと喜んでもらえるはず」

義母が到着すると、息子の状態と注意点を伝え、「よろしくお願いします」と頭を下げて家を出ました。

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