これは筆者自身の体験です。仕事と育児の両立を始めた頃、私はパートを始め、息子との時間がどんどん減っていきました。忙しさに追われ、息子の気持ちに向き合う余裕を失っていたとき、息子の「ママ、大丈夫?」という一言に心を打たれ、親として大切なことに気づかされた出来事です。

息子の一言でハッとした瞬間

その瞬間、息子がピタッと止まり、「ママ……大丈夫?」と小さな声で尋ねてきました。その言葉に私は手を止め、心の中で「自分が疲れているだけで、息子に心配させてしまった」と気づきました。息子は怒られたことに怯えていたのではなく、いつも以上に余裕がなさそうな私の体調や様子を、小さな体で一生懸命心配してくれていたのです。忙しさに追われ、息子との大切な時間を疎かにしていたことに、強く反省しました。

少しの時間でも向き合うことの大切さ

その後、息子に「ごめんね、ちょっと疲れてた。でもお話聞かせてほしいな」と伝えると、息子はニコニコしながら一生懸命話してくれました。その姿を見て、私は「ちゃんと向き合うことの大切さ」を実感しました。それからは、どんなに忙しくても帰宅後は数分間でも息子と向き合う時間を作り、安心した表情を見せる息子に心が温かくなりました。

親としての成長

息子の言葉をきっかけに、仕事も大事だけど、今この瞬間に息子との時間を大切にすることが何よりも大事だと感じました。息子は思っている以上に私の変化に敏感で、そして優しさを持っていることに改めて気づきました。あの一言は、今でも私の心に深く残っています。

【体験者:40代・筆者、回答時期:2026年4月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:北田怜子
経理事務・営業事務・百貨店販売などを経て、現在はWEBライターとして活動中。出産をきっかけに「家事や育児と両立しながら、自宅でできる仕事を」と考え、ライターの道へ。自身の経験を活かしながら幅広く情報収集を行い、リアルで共感を呼ぶ記事執筆を心がけている。子育て・恋愛・美容を中心に、女性の毎日に寄り添う記事を多数執筆。複数のメディアや自身のSNSでも積極的に情報を発信している。

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