あなたにとって『おばあちゃん』はどんな存在ですか? きっとあなたが産まれたときからずっと深い愛情を持って接してくれているのでしょう。しかし子ども時代にその愛情の有難さに気が付ける人は多くありません。筆者の知人もまた、祖母からの愛情を当たり前だと思ってしまっていたそうですが、とあることがきっかけで感謝の気持ちを持てたそうです。

祖母の隠れた一面

小学5年生になったある日、祖母の家を訪ねていたときのことです。

別の部屋で過ごしていた祖母に用事があり、部屋を訪ねるとそこには縫物をする祖母の姿がありました。

祖母が縫っていたのはなんと穴の開いた下着や靴下!

私は下着や靴下に穴が開けば、母から「捨てましょう」と教えられていたため、祖母の行動は衝撃でした。

お金持ち?

そんな祖母の姿を見て、初めて「おばあちゃんは自分にかけるお金を削って、私たち孫にお金をかけてくれているんだ!」と気がついたのです。

そのことに気がついたとき、『そんなにも愛情を注いでくれて嬉しい』という気持ちと『我慢してまで私たちにお金をかけるのは祖母の負担になっているのでは?』といった申し訳なさの気持ちで複雑でした。

それからは祖母にしてもらえることに感謝して、むやみやたらに贅沢を要求することはやめました。

これからは

私は高校生になりアルバイトができるようになった年の祖母の誕生日、祖母に新しい下着や靴下をプレゼントしました。

祖母はそのプレゼントを喜んでくれて、結局また穴が開いても「孫にもらったんだ、捨てられないよ」と繕って使っているそうです。

これからは祖母に恩を返していける存在でありたいです。

【体験者:20代・女性会社員、回答時期:2026年4月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Emi.A
夜の世界での接客業を経て、会社員に転身。その経験を生かして、男女の人間関係を中心にコラムを執筆。結婚と出産の際に会社員として苦労した経験を経て、働く母親世代の思いにも寄り添うべく、執筆業専門に転身。現在は、男女関係、ワーキングマザーのリアルを描くライティングを行う。

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