夫と実家に帰省した夜、夕食後に父が酒の勢いもあって昔の話を語り始めました。
30年以上前、会社からアメリカ赴任を打診されていたという、これまで聞いたことのない話でした。
父は、母が海外生活を望まないだろうと考え、相談することなく一人でその話を断っていたのです。
しかし……?
画像3: 後悔
画像4: 後悔

「気遣い」のつもりが実は相手を決めつけていたのだと気づいたとき、その言葉は長い年月を経て父の胸に重く響きました。
父は夫に向かい、人生の大きな決断の場面こそ家族ときちんと話し合うべきだと、経験を踏まえて静かに伝え、帰り道は私たちはその言葉の重みを受け止めながら何も言わず、互いに心の中で深く考え続けていました。

【体験者:30代・筆者、回答時期:2026年1月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

Illustrator:乙野
FTNコラムニスト:K.Matsubara
15年間、保育士として200組以上の親子と向き合ってきた経験を持つ専業主婦ライター。日々の連絡帳やお便りを通して培った、情景が浮かぶ文章を得意としている。
子育てや保育の現場で見てきたリアルな声、そして自身や友人知人の経験をもとに、同じように悩んだり感じたりする人々に寄り添う記事を執筆中。ママ友との関係や日々の暮らしに関するテーマも得意。読者に共感と小さなヒントを届けられるよう、心を込めて言葉を紡いでいる。

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