「家族だからこそ、わかり合えるはず」
そんな期待が、時に自分を苦しめてしまうこともあるのではないでしょうか。近い関係だからこそ、お互いに心地良い距離を見つけたいものですね。今回は、筆者の友人の体験談をお届けします。
画像: 帰省がつらい人へ──“家族は他人”で救われた話

家族に対する期待と失望

かつての私にとって、実家への帰省は楽しみというより義務に近いものでした。

母の何気ない小言にカッとしてしまったり、父の古い価値観に真っ向から反論しては後味の悪い大喧嘩になったり……。

帰省したのに全くリフレッシュできず、むしろドッと疲れて新幹線に飛び乗り、自己嫌悪と一緒にビールを流し込む。そんなことの繰り返しでした。

今思い返してみると、「家族なんだから分かり合えるはず」という期待と、上手くいかない現実に失望し、無性にイライラしていたのでしょう。

ある言葉との出合い

そんな私を変えたのは、ある心理学の本で目にした「身内は、最も距離の近い他人である」という言葉でした。

「距離の近い他人」……。
これほど私と両親の関係を上手く言い表している言葉はない、と衝撃を受けたのです。

それ以来、私は親を「親」としてではなく、あえて「育ってきた環境も時代も異なる、ただの知人」として接してみることにしました。

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