何気なく使っている言葉が、知らないうちに誰かを傷つけていることがあります。
今回は、義母の“ある口癖”をめぐって起きた、思わず驚いた知人の実体験です。長年信じて使っていた言葉の意味が、実は間違っていたと知ったとき、その場の空気は一変しました。

夫の一言で明らかになった“違和感”の正体

あまりにも繰り返される言葉に、ついに夫が口を開きました。

「祝いたくないなら来なくていい。縁も切る」

「それと、内孫の意味、間違ってるから大きい声で言わん方がいいで。恥になるだけやから」

その場の空気が一瞬で凍りつきました。

うちの子は義母にとって“内孫”になります。実は義母は、“内孫外孫”の意味を何十年も勘違いしたまま過ごしていたと。

周囲はとっくに気づいていたものの、面倒臭いためあえて指摘せずにいた様子。

しかし、自分たちの子どもたちの前でまで繰り返される状況に、もう黙っていられませんでした。

間違った言葉がもたらすもの

義母は顔を真っ赤にして黙り込み、それ以来その言葉を口にすることはなくなりました。

どうやら、義母は冗談のつもりで“意味をあまり知らないまま使っていた言葉”だったようです。

周りは気づいていたのに、本人だけが知らなかった。それが何より皮肉でした。

後から意味を知った私は、

「何十年も間違えてドヤ顔してたんかい!」

と思わず笑ってしまったのも事実です。

けれど同時に感じたのは、言葉は使い方ひとつで、人を傷つけてしまうものだということ。

何気なく使っている言葉ほど、気をつけなければいけないと感じた出来事でした。

【体験者:40代・女性会社員、回答時期:2026年3月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Anne.R
看護師として9年間、多くの人生に寄り添う中で「一人ひとりの物語を丁寧に伝えたい」とライターの道へ。自身の家づくりやご近所トラブルの実体験に加え、現在は周囲へのインタビューを通じ、人間関係やキャリアなど女性の日常に寄り添った情報を発信している。

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