「先輩がいないときにみんなで……」そう何気なく話した内容が、先輩パートの心に複雑な感情を巻き起こしてしまいました。
知人から聞いたお話を紹介します。

「みんなで楽しそうに話すんだね。他には何を話したの? 私の悪口は言ってた?」
そう言ったA子さんは、不安そうに私の目を覗き込みます。

その言葉に、一瞬戸惑った私。
すぐに「A子さんの悪口なんて話していませんよ!」と答えました。

しかしA子さんは、「嘘! 誰か私の悪口言ってたはずよ」と、なおも食い下がります。
私が「本当です! 誰も悪口なんて言っていません」と何度否定しても、A子さんは納得してくれません。

「だって、みんな私とはそんな風に親しく話してくれないもの」
最後にA子さんはそう言うと、とぼとぼその場を去っていきました。

何を話すかは慎重に

以前店長から、「A子さんは少し気にし過ぎるところがある」と聞いたことがあります。

私は軽い気持ちで、他のパートさんたちと盛り上がった話題を、A子さんとも共有したいと考えました。
ですが、A子さんは「自分のいないところで、みんなが親しくしている」という事実に、複雑な思いを抱いてしまったのかもしれません。
もしかしたら、「仲間はずれにされた」という気持ちになってしまったのかも──

「余計な不安を起こさせちゃったのかな。
『誰に・何を』話すのかは、よく考えたほうがいいのかも」
そう学んだ出来事でした。

【体験者:40代・女性パート従業員、回答時期:2026年4月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Junko.A
子育てに奮闘しながら、フリーランスのライターとして活躍中。地方移住や結婚、スナックの仕事、そして3人の子育てと、さまざまな経験を通じて得た知見をライティングに活かしている。文章を書くことがもともと好きで、3人目の子どもを出産後に、ライターの仕事をスタート。自身の体験談や家族、ママ友からのエピソードを元に、姑に関するテーマを得意としている。また、フリーランスを目指す方へ向けた情報ブログを運営中。

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.