毎日食事を用意するようになって、昔の自分を思い出すことはありませんか? 何気なく食べていた頃には気づかなかったことが、今になって見えてくることもあります。今回は、母の手料理をめぐって後から気づいた、筆者のエピソードをご紹介します。

遅れて気づいたこと

そんな日々の中で思い出すのは、かつての母の姿です。嫌な顔ひとつせず、当たり前のように家族を優先していたこと。

私が今感じている慌ただしさを、あの頃の母は一人で抱えていたのです。
そして自分は、その大変さに気づかず過ごしていたのだと、今になって実感しました。

伝えられなかった「ありがとう」を思い出すとき

今はまだ、母のようにはできていないと感じることばかりです。

子どもから何かを言われて、余裕をなくしてしまうこともあり、あの頃の母と同じようには振る舞えません。

それでも、ふと立ち止まる瞬間があります。
あのとき、何も考えずに受け取っていた時間は、決して当然のものではなかったのだと。

あの頃に戻れるなら、きっと私は、何気ない食卓で「ありがとう」と言うと思います。

【体験者:40代・筆者、回答時期:2026年3月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:大空琉菜
受付職を経て、出産を機に「子どもをそばで見守りながら働ける仕事」を模索しライターに転身。 暮らしや思考の整理に関するKindle書籍を4冊出版し、Amazon新着ランキング累計21部門で1位に輝く実績を持つ。 取材や自身の経験をもとに、読者に「自分にもできそう」と前向きになれる記事を執筆。 得意分野は、片づけ、ライフスタイル、子育て、メンタルケアなど。Xでも情報発信中。

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