反抗期に突入した中学生男子の扱いは難しいもの。それでも、ふとした瞬間に親を頼ってくれているという実感が得られると嬉しいですよね。今回は、反抗期に突入した筆者の息子が“ある言葉”をかけてくれたエピソードをご紹介します。

キッチンへ水筒を持って来る長男。いつもなら特に喋ることもなくそのまま去っていきますが、この日は違いました。

「今日来てくれたじゃん。なんか、顔見たらホッとした」

ぽつりと、そう言ったのです。

嬉しさを噛みしめながら

長男からの思わぬ言葉に、ニヤニヤが隠せない私。

「また見に行くね」と答えると、長男は黙ってお風呂へ向かいました。

たとえ反抗期で口数が少なくなっても、冷たい態度を取られたとしても、「私はあの子の母親としてできることはあるんだな」と嬉しい気持ちに。子どものために何もできていないと反省することも多いのですが、母親としての自信を少し取り戻せたように思います。

長男がキッチンを去った後、夕飯を作りながらこっそりと涙した出来事でした。

【体験者:30代・筆者、回答時期:2026年3月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:清水マキ
育児を機にキャリアを転換し、独学からライター講座の添削講師まで登り詰めた実力派。PTAやスポ少での積極的な交流から、ママたちの「ここだけの話」を日々リサーチ。金融記事も手がける確かな知性と、育児に奮闘する親としての等身大な目線を掛け合わせ、大人女性のライフスタイルから切実な悩みまでを鋭く、温かく描き出す。

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