春の陽気に誘われ、お花見の計画を立てるのも楽しい季節ですね。大勢が集まる場での振る舞いには、その人のセンスがキラリと光るもの。でも、本当の「気配り」は意外なところに隠れているのかもしれません。今回は、筆者の友人の体験談をお届けします。

窮地を救ったのは、意外なアイテム

後輩の佐藤さん(仮名)が、サッと取り出したのは、大判の「おしり拭き」のパックでした。

「これ、水分量が多くて便利なんです。よかったら手を拭くのにも使ってください」と笑いながら、厚手のおしり拭きでシートの汚れを瞬時に拭き取る彼女。

あらかた拭き終わると、次は自分のリュックからゴミ袋を出し、風で転がっていきそうな空き缶をテキパキとまとめ始めます。

その手際の良さに、私は思わず感心して見入ってしまいました。

「気配り」の真髄

華やかな料理で場を盛り上げるおもてなしも素敵です。
でも同時に、トラブルを想定して準備しておく心遣いも同じくらい大切なのです。

彩りを添えてくれる人もいれば、安心を整えてくれる人も。
豪華な料理とおしり拭きが並ぶレジャーシートの上で、私は大人の「気配り」の奥深さをしみじみ感じました。

おいしい料理を頬張り、佐藤さんのくれたおしり拭きで手を拭きながら、「自分もいつか、困っている誰かにそっと必要なものを差し出せる人でありたい」と思ったのでした。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2026年2月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:藍沢ゆきの
元OL。出産を機に、育休取得の難しさやワーキングマザーの生き辛さに疑問を持ち、問題提起したいとライターに転身。以来恋愛や人間関係に関するコラムをこれまでに1000本以上執筆するフリーライター。日々フィールドワークやリモートインタビューで女性の人生に関する喜怒哀楽を取材。記事にしている。

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