筆者の友人・S子は、長い間腰痛に悩まされていました。痛みに慣れてしまっていたS子。しかしある日、S子は自分の体に大きな異変が起きていたことに気が付きます。少しゾッとするS子のエピソードをご紹介しましょう。

異変

しかし、仕事中も痛みはなかなか取れず、熱っぽさも感じるようになっていました。
休憩中にトイレに行くと、腹部にも違和感が。
立ち上がって水を流そうとしたとき、便器が真っ赤になっていることに気が付きました。

「え? 血尿?」
今までなかった症状に動揺したことは言うまでもありません。
怖くなった私は、会社を早退して病院へ行き、検査を行いました。
検査が終わると、担当の医師から「入院してください」と言われてしまったのです。

病名

医師から告げられた病名は、急性腎盂腎炎。
急性腎盂腎炎とは、細菌が尿路から腎臓にまで達して炎症を起こし、高熱や腰背部痛などを伴う感染症のことだそうです。
思い当たることはなかったものの、自分の症状とあまりにも一致していました。

今朝感じたいつもと違う腰痛はこの病気が原因で、通常の腰痛とは全くの別物だということを知りました。腰痛といえば整形外科、という先入観がありましたが、内臓の疾患でも激しい腰痛が起こるのだと痛感しました。
医師からは「今でも十分重症です。あと少し遅かったらもっと大変なことになってましたよ」と怒られてしまいました。

反省

入院後、点滴や薬の服用で症状は改善しましたが、結局仕事は2週間ほど休むことに……。
腰の痛み=いつものこと、と自己判断していた私。
今回のことで、健康の大切さと自己過信の怖さを思い知りました。

退院後、持病の腰痛に関してはしっかりと整形外科に通院し、少しでも違和感があれば内科的な要因も疑うようにしています。
少しでも異変を感じたら自己判断せず、医療機関に相談しなければいけないと肝に銘じることになった出来事でした。

【体験者:50代女性・会社員、回答時期:2026年2月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:RIE.K
国文科を卒業しOLをしていたが、父親の病気をきっかけにトラック運転手に転職。仕事柄、多くの「ちょっと訳あり」な人の人生談に触れる。その後、結婚・出産・離婚。シングルマザーとして子どもを養うために、さまざまな仕事の経験あり。多彩な人生経験から、あらゆる土地、職場で経験したビックリ&おもしろエピソードが多くあり、これまでの友人や知人、さらにその知り合いなどの声を集め、コラムにする専業ライターに至る。

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