子どもを連れて電車に乗ると、どうしても子どもの騒がしさや周りの目が気になってしまいますよね。筆者も、抱っこ紐で子どもを連れての外出時は、いつも緊張していました。
そんなある日、混雑した電車の中で出会ったのが、心優しい高校生の女の子二人。これは、実際に筆者が体験した、人の優しさを感じたエピソードです。

真顔の女の子たちとの意外なふれあい

私は以前、ママ友から「電車で子どもが笑った途端、見ず知らずの人に注意された」という話を聞いたことがありました。そのため、周囲の目が気になって思わず何度も平謝りをしてしまいました。
すると女の子たちは優しく私と子どもに声をかけてくれたのです。

「え、めっちゃ可愛いやん」
「おーい! 手振れる?」

子どもは嬉しそうに手を振り返し、二人は「すごい! 賢いやん」「うちらより賢くね!?」とたくさん褒めてくれました。手を握ったり、駅に着くまでずっと遊んでくれたのです。

小さな思いやりが心に残る瞬間

最後には、子どもが気に入ったカバンのマスコットをプレゼントしてくれました。

突然のことで「そんな、大丈夫だよ」と遠慮したのですが、「ゲーセンで100円で取ったやつやから大丈夫! 大事にしてね!」と笑顔で渡してくれたのです。

そこで負担にならない程度にと、「これでジュースでも買ってね」と500円を渡すと、「やった! ありがとう!」と嬉しそうに笑ってくれました。

そうして私たちは、その場でお別れしました。

あのときの二人の優しさは、今でも私の心に残っています。人を見た目だけで判断してはいけないこと、そして、ほんの少しの思いやりが誰かの心を救うこともあるのだと、あの経験から改めて感じました。

それ以来、子連れの方に限らず、日常生活の中で困っていそうな人を見かけたときには、ほんの少しでも力になれたらと思い、私自身も声をかけるようにしています。

【体験者:30代・筆者、回答時期:2026年2月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Anne.R
看護師として9年間、多くの人生に寄り添う中で「一人ひとりの物語を丁寧に伝えたい」とライターの道へ。自身の家づくりやご近所トラブルの実体験に加え、現在は周囲へのインタビューを通じ、人間関係やキャリアなど女性の日常に寄り添った情報を発信している。

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.