皆さんは、子どもの急な発熱に慌てた経験はありませんか。原因がはっきりしないまま熱だけが続くと、不安はどんどん大きくなるものですよね。今回は、筆者の友人K子が体験した、思いがけない助けに母子ともに救われたエピソードをご紹介します。

思いもよらないところに救世主が

電話を終えると「あの……少しよろしいですか?」と隣から声が。驚いて横を確認すると、60代の隣人Y子さんがひょっこり顔を出していました。夜風に当たっていると、偶然焦る電話の内容が聞こえたのだとか。

Y子さんは元看護師とのことで「高熱が続くときは、脇や足の付け根を冷やしてあげると少し楽になるかもしれませんよ。水分も小まめにね」と経験に基づいた具体的なケアの方法を教えてくれました。保冷剤の包み方や、水分補給のコツまで丁寧に説明してくれたそうです。

わらをも掴む思いでそのアドバイスを実践してみると、S太の表情が少しずつ和らぎ、朝方には落ち着いて眠ってくれました。専門知識を持つ方の言葉が、パニックになっていたK子の心をどれほど救ってくれたか分かりません。

後日、K子はS太を連れてY子さんのところへ改めてお礼に伺いました。それをきっかけに交流が始まり、今では育児の相談をしたり、おいしいと噂のカフェに一緒に出かけたりと、まるで親子のような間柄に。

不安で押しつぶされそうな夜、思わぬところに救世主がいました。人とのつながりの大切さと優しさを改めて実感した出来事でした。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2026年1月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Miwa.S
事務員としてのキャリアを積みながら、ライター活動をスタート。持ち前の聞き上手を活かし、職場の同僚や友人などから、嫁姑・ママ友トラブルなどのリアルなエピソードを多数収集し、その声を中心にコラムを執筆。 新たなスキルを身につけ、読者に共感と気づきを届けたいという思いで、日々精力的に情報を発信している。栄養士の資格を活かして、食に関する記事を執筆することも。

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