人は誰しも「あなたのため」という言葉に弱いものです。家族から向けられる善意なら、なおさら無下にはできませんよね。でも、その優しさが重荷になる瞬間もあるのではないでしょうか。今回は、筆者の友人の体験談をご紹介します。
画像: 母の「良かれと思って」が苦しい、、、私が母のLINEブロックしたら、半年後 →『一通の手紙』が届いて

善意という名の見えない鎖

母は、昔から私の選択すべてに口を出す人でした。

結婚して一児の母となった今も、帰省のたびに「またそんな地味な服を着て! もっと明るい色を着なさいよ」「離乳食は手作りじゃないの?」と、遠慮のない言葉が飛んできます。

母にとっては、きっと100%の善意なのでしょう。
でも私は常に自分を否定されている気がして、「正解」の押し付けに感じられるのです。

いつしか実家へ向かう足取りは重くなり、真綿で首を絞められるような息苦しさを抱えるようになりました。

限界を越えたひと言

ある日、育児で疲弊していた私に、母は言いました。
「母親ならもっとしっかりしないとダメよ」

その瞬間、何かがぷつんと切れてしまいました。

私は「もう限界……私はお母さんとは違う人間なの!」と告げ、そのまま母のLINEをブロック。

最初の数週間は、親不孝をしている罪悪感でいっぱいでした。
でも次第に、心が軽くなっていくのを感じたのです。

母の顔色を気にせず選ぶ服、自分のペースで進める育児。
私はずっと「母がどう思うか」を基準に生きていたのだと気づきました。
完全に母から離れ、「私は私でいい」──そう思えたのは初めてでした。

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