時間の感覚は、人によって驚くほど違うものです。「すぐ戻る」という言葉を信じて待った先で、私は思いがけない展開に直面しました。今回は、ママ友との距離感を見つめ直すことになった筆者の体験です。
画像: 「すぐ戻る」って言ったよね? 公園で子どもを残したママ友 → 20分後、戻ってきた彼女の手には、まさかの

ざっくばらんなママ友

近所に住むママ友Aと、彼女の息子Bくん。
うちの娘と年齢が近く、自然と仲良くなりました。家を行き来することもあり、Aはざっくばらんで話しやすい人。基本的には、付き合いやすいママ友です。

ただ、ある日の出来事が、少し引っかかりました。

「すぐ戻るね」と言って

公園で子どもたちを遊ばせていたときのことです。
砂場遊びをしている最中、Aがふと思い出したように言いました。

「ちょっと砂場セット、取りに帰ってくるね」

Aの家はここから徒歩数分。往復しても10分ほどです。
とはいえ、そのときBくんはまだ3歳。

「私が2人をみるってことか」と一瞬思いました。

正直、少し不安でした。広い公園、すぐそばでは小学生がボール遊びをしている。
自分の子どもを見ながら、他の子まで責任を持つのは、簡単ではありません。

でもAは「すぐ戻るね」とだけ言って特に確認することもなく、軽い足取りで公園を後にしました。

走り出した小さな背中

しばらくは問題なく遊んでいましたが、数分後、Bくんが異変に気づきます。
「ママは?」
そう言うと、公園の出口の方へ向かおうとしました。

「あ、ママは近くにいるよ」私の声は届かず走り出すBくん。

とっさに抱き止めると、彼は全力で抵抗。
大声で泣き出し、体をのけぞらせます。

私は自分の子をそばに寄せながら、必死でなだめました。
「大丈夫、すぐ来るよ」
そう声をかけながら、心の中では時計を気にしていました。

……にしても、遅い。

10分はとっくに過ぎています。
泣き止まないBくんを抱えたまま、私はただ待つしかありませんでした。

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