これは筆者の知人Aさんのお話です。Aさんは子供の頃から「お姉ちゃんなんだから!」と10歳歳下の妹の世話を任されがちでした。放課後も妹の面倒を見るのが当たり前。やがて母から「あなたが妹の親代わり」と言われるようになり、妹も何でもAさんに頼り切りでした。自分の時間や選択の幅がどんどん狭まっていったAさん。その妹は大人になっても変わらずにAさんに依存していたのですが……。
画像3: 「お姉ちゃんなんだから」と、妹のお世話を続けて
画像4: 「お姉ちゃんなんだから」と、妹のお世話を続けて

この時、私は私自身の人生を取り戻すための必死の決断をしたのでした。それ以降、妹と顔を合わせたことはありません。姉が妹を支える存在であること自体は素晴らしいと思います。しかし、気づけば「自分を後回しにするのが当然」になっていた私。お互いが「姉」と「妹」という役割から解放され、一人の大人として自立することが、本当の意味での解決なのだと信じています。妹に対しては、彼女自身の力で幸せになっていってほしいと祈るばかりです。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2025年12月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

Illustrator:大葉みのり
FTNコラムニスト:Junko.A
子育てに奮闘しながら、フリーランスのライターとして活躍中。地方移住や結婚、スナックの仕事、そして3人の子育てと、さまざまな経験を通じて得た知見をライティングに活かしている。文章を書くことがもともと好きで、3人目の子どもを出産後に、ライターの仕事をスタート。自身の体験談や家族、ママ友からのエピソードを元に、姑に関するテーマを得意としている。また、フリーランスを目指す方へ向けた情報ブログを運営中。

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