親しい友人との再会は、日々の忙しさを忘れさせてくれる大切な時間ですよね。でも、お互いの環境や価値観が変わる中で、ふと寂しさを覚えてしまうこともあるようです。今回は、筆者の友人(A子)の体験談をお届けします。

でも、ふと思ったのです。
子育てのフェーズが違えば、優先順位も景色も変わるもの。
M美は今、必死に子どもを守り育てる、余裕のないフェーズにいます。
それに対して私は、ようやく手に入り始めた自分の時間や「静けさ」を、何より慈しみたいフェーズにいるのです。

どちらが良い、悪いではなく、今の私たちは見ている景色が重なっていないだけなのだ、と。

思い出を汚さないために

今は、少し距離を置くべき時期なのかもしれない……。
私はしばらく、自分からM美に連絡するのをやめておこうと思いました。

それは怒りというより、お互いの立場を尊重するための選択です。
無理に繋ぎ止めて不満を募らせるより、美しい思い出のまま、そっと距離を置くほうがいいこともあります。

嫌いになりたくないから、会わないこと。
それが今の私にできる、精一杯の友情の守り方でした。

また同じテンポで笑える日が来たら、その時に改めて向き合えばいいのです。
そう思えたことで、私の心は穏やかさを取り戻したのでした。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2026年2月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:藍沢ゆきの
元OL。出産を機に、育休取得の難しさやワーキングマザーの生き辛さに疑問を持ち、問題提起したいとライターに転身。以来恋愛や人間関係に関するコラムをこれまでに1000本以上執筆するフリーライター。日々フィールドワークやリモートインタビューで女性の人生に関する喜怒哀楽を取材。記事にしている。

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