亭主関白な知人の夫ですが、体調を崩すと普段の様子とは打って変わった行動をするようです。知人から聞いたエピソードを紹介します。

「働けない俺はいらないんでしょ?」
布団から目だけ出して、いじけたように言う夫。

「今の俺は役に立たないって思っているんだろう」
「仕事ができない俺は用なしですよね」

そんなことを言う夫に、私は「そんなことない、あなたは大切な家族」と声をかけます。でもその間にも、リビングからは子どもが泣き叫ぶ声が。

慌ててその場を離れようとすると、夫は「誰も俺を心配してくれない」と言って泣き出したこともありました。

ただ寝ていてほしい

体調が悪いときに、弱気になる気持ちはよく分かります。
私も風邪をひくと、少し寂しさを感じることも。

それに夫はもともとかまってちゃんな性格なので、人より強く心細さを感じてしまうのかも。

正直なところ、バタバタと育児に追われる中で夫の「弱音」に付き合うのは、心身ともに削られる作業です。「黙って寝ていて!」と叫びたくなる夜もあります。

けれど、夫がこれほど脆くなるのは、外で気を張って戦っている反動なのかもしれません。次に彼が熱を出したときは、ゼリー飲料と一緒に「いつもお疲れ様」というメモでも添えてみようと思います。

手は貸せなくても、心は寄せていることが伝われば、彼の不安も少しは和らぐはず。家族全員が元気に笑える春を静かに待ちたいと思います。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2026年2月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Junko.A
子育てに奮闘しながら、フリーランスのライターとして活躍中。地方移住や結婚、スナックの仕事、そして3人の子育てと、さまざまな経験を通じて得た知見をライティングに活かしている。文章を書くことがもともと好きで、3人目の子どもを出産後に、ライターの仕事をスタート。自身の体験談や家族、ママ友からのエピソードを元に、姑に関するテーマを得意としている。また、フリーランスを目指す方へ向けた情報ブログを運営中。

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