筆者の話です。
午後から出勤する日の、いつも通りの母の気づかい。
夕方の休憩でかけられた一言が、あとから静かに残りました。
画像: 母「休憩で食べたらええ」ぶっきらぼうに渡された新聞紙の包み。同僚が驚いた『中身』とは

午後出勤

シフト制の仕事をしていた頃、午後から出勤する日がありました。
当時、私は実家を出て、別の場所で暮らしていました。
実家とは車で30分ほどの距離。
用事があると連絡をもらうと、実家に立ち寄ることもありました。
午後出勤の日は時間に余裕があり、朝のうちに実家の用事を済ませてから、そのまま職場へ向かうことも可能だったからです。

「ちょっと来てくれない」
と連絡があり、その日も、出勤前に実家へ立ち寄りました。
用事自体は短時間で終わるもので、私は「顔を出して帰る」くらいの気持ちでいたのです。

持たされたパック

用事を終えると、母が台所から声をかけてきました。
「夕方の休憩で食べたらええよ」
そう言いながら、母はおかずをいくつか詰めた容器を差し出してきます。

新聞紙に包まれたお弁当サイズのパックが数個。
母のことですから、私が来るのに合わせて用意してくれていたのでしょう。
特別な言葉が添えられたわけでもなく、私も深く考えず、いつものように受け取りました。

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