筆者の体験談です。
ある日、夫がやけに親切になりました。
しかし、その優しさの後に来るものを、私はもう知っているのです……。

やっぱりそう来たか

不思議に思っていると、案の定でした。
口の中にケーキの甘さが広がり、一息つこうとした時、夫が緊張気味に口を開きます。

「ところでさ、お願いがあるんだけど」
その一言を聞いた瞬間、思わず心の中で笑ってしまいました。
やっぱりそう来たか、と。

「バレてるよ」と言いたくなる気持ちを飲み込みながら、私はあえて少し意地悪く
「で、今度は何事ですか?」と問いかけます。

「来週一緒に買い物に行こうって言ってたけど、友達に誘われちゃってさ」
申し訳なさそうな声でしたが、私は驚きませんでした。

パターンを学習した私

夫を責めたいわけではありません。
善意がゼロではないことも、ちゃんと伝わっています。
ただ、頼みごとの前触れのような優しさは、もう見抜けるようになりました。

以前なら、少しだけモヤっとしていたかもしれません。
でも今は、そんな分かりやすい駆け引きをしてしまう不器用さも含めて、それが夫なのだと受け止められるようになりました。
夫の行動パターンをまた一つ学んだ出来事でした。

【体験者:50代・筆者、回答時期:2026年2月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Kiko.G
嫁姑問題をメインテーマにライター活動をスタート。社宅生活をしていた経験から、ママ友ネットワークが広がり、取材対象に。自らが離婚や病気を経験したことで、様々な悩みを持つ読者を元気づけたいと思い、自身の人脈や読者の声を取材し、記事として執筆。noteでは、糖尿病の体験記についても発信中。

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