これは筆者自身の体験です。毎年恒例の幼稚園での贈り物選びに参加した際、私は「気持ちを形にすること」の大切さを改めて実感しました。豪華さを追い求める意見に迷いながらも、最後には先生からの一言で心が整い、贈り物の本当の価値を見つけることができた出来事です。
画像: 「色紙なんて地味!」豪華ギフトを贈りたがる強引なママ友。「そう思いますよね!?」先生の答えにハッ

先生への贈り物、心が伝わるものが一番

毎年3月に幼稚園では担任の先生に感謝の気持ちを込めて、クラス全員のメッセージを集めた色紙を渡すのが恒例行事になっています。色紙には子どもたちの一言メッセージや、クラスの写真が並び、その年の思い出を形にする素敵なプレゼントです。この「気持ちを形にする」というのが、何よりも大切な部分。でも、ある年、ママ友のAさんが声高に言い出したんです。「色紙なんて地味! 今年はもっと豪華なプレゼントにしようよ! 先生、きっとバスセットの方が喜ぶわよ!」

「えっ……」と、その場にいたママたちの間に動揺が走りました。私たちは「贈り物は金額ではなく、気持ち」だと思っていましたが、Aさんは「今の時代、実用性が一番!」と、自分の意見を強引に押し通そうとします。

予想外の展開にビックリ

意見が食い違って、どこか心の中で「何かしっくりこない」と感じていた私たち。話し合いが平行線をたどる中、Aさんは確信を持ちたかったのか、たまたま通りかかった隣のクラスの先生に「色紙よりバスセットがいいと思いませんか?」と聞いたことには驚きました。
私たちは凍りつきました。現役の先生を前に、なんて失礼な……! 答え次第では、Aさんの「豪華プレゼント案」に決定してしまいます。固唾を飲んで先生の言葉を待つ私たちに、先生は穏やかな、けれど芯のある声でこう答えました

先生の言葉が心に響く

「私は色紙が嬉しいです。1年間の思い出が詰まったものは、私にとって一生の宝物です。バスセットは自分でも買えるけれど、皆さんとお子さんが私のために一生懸命作ってくれたあの時間は買えませんから」と。その瞬間、私たち全員がスッと心が軽くなり、みんなの迷いが消えたんです。結局、私たちは今年も心を込めて色紙を贈ることに決めました。

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