筆者の話です。
毎年バレンタインになると、近所に住む伯母が弟へチョコレートを渡していました。
恒例だった善意のやり取りに、思いがけない変化が訪れます。
画像: 弟「もう、チョコはいらない」幼い頃から続いた、伯母からのバレンタイン。贈り物がストレスになったワケ

毎年恒例

毎年バレンタインの時期になると、伯母は決まって弟にチョコレートを持ってきてくれていました。
いわゆる義理チョコで、特別高価なものではありません。

弟がまだ幼かった頃、「誰からももらえないとかわいそうだから」という伯母なりの温かい心遣いから始まったことでした。
ずっと続いていたため、家族の中ではすっかり恒例行事になっていました。
「今年もその季節だね」と誰かが言うでもなく、自然に受け取めていた光景です。

募る負担

弟はそのたびにきちんとお礼を言い、場の空気が荒れることはありませんでした。
けれど弟も成人し、社会人として忙しく過ごすようになると、バレンタインが近づくと、どこか落ち着かない様子を見せるようになります。
「売り場を通るとおいしそうだったから」
そう言いつつ、自宅まで届けてくれたチョコレート。

一方で、ホワイトデーが近づく頃になると、弟の口数が少なくなり、何を贈るか考えている気配が伝わってきました。
「相手に気を遣わせない、かつ喜んでもらえるお返し」を毎年選ぶことは、彼にとって密かな負担として積み重なっていたのだと思います。

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